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Jeppe Vontillius
Landscape 1982

デンマークの画家、Jeppe Vontillius/イェッペ・ヴォンティリウスによる風景画油彩作品です。北シェラン島、Lønholtの風景を描いた作品と思われ、秋色の丘陵地帯が独自のタッチで描かれています。枯れ草や塵を舞い上げながら大地を吹き抜ける強い風を表現したのでしょうか、鋭利な道具で絵の具の表面に無数のカッティングが施されています。背面に年記があり、1982年か83年頃に製作されたものと思われます。その他数字の書き込みは同じ比率の構図を異なる寸法で描くための計算・検討メモと思われます。フレームはオリジナルのようで、Vontilliusが得意とした角を丸めたオレゴンパイン材の角材を用いて額装されています。コンディションは良好です。

Oil on board with original frame
signed: JV
image: w-36, h-24cm
frame: w-37.5 h-25cm
Reference: JV26014
price: ¥440,000-税込

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Jeppe Carl Jeppesen Vontillius/イェッペ・ヴォンティリウス 1915-1994
20世紀中後期のデンマークで活躍した画家。父親はDSB (デンマーク国鉄) の職員で、のちに駅長を務める。1915年、フレデリクスベアに生まれる。1935年、塗装職人としての修業証明書を取得する。1936〜37年および1940〜42年の冬に“Peter Rostrup Bøyesens private art school” にて芸術を学び、1939年、アーティストエキシビジョンにて画家としてデビューする。塗装職人として生計を立てるが、絵画作品で収入を得るには長い時間が掛かった。1940年、Ellen Dupontと結婚する。1942年、エキシビジョングループ "Bølleblomsten" を画家仲間と共同で設立。メンバーには、Mogens Andersen、William Fridericia、Henning Koppelなど錚々たるメンバーが在籍した。1951年、妻Ellenとともに都市部からシェラン島北部の田舎町、フレデンスボー近郊のLønholt/ロンホルトへ移り、芸術に専念する生活へと移行する。妻Ellenは夫のモデルを務めるようになり、その画風は極めて簡素的で、裸婦や、椅子に座った女性像をモチーフとし、顔の細部を描かず、簡素で静的な姿勢で一人佇んでいる肖像を好んで描いた。絵の中の女性は静かに椅子に座り、本を読んだり、あるいは編み物をしたり、妻Ellenとの日常的で静かな情景を題材とした。また一方で、極めて簡略的で構成主義的な要素を思わせるスタイルで住居地周辺の丘陵地帯の風景を描いた。Vontilliusの作品ではこの風景画が多数を占めると考えられる。1963年、エッカーズベルグ賞を受賞。1965年、王立芸術アカデミーにて教壇に立つ。1969年、Haslev Højskole/ハスレヴ大学の室内装飾のための絵画を手掛け、1976年には国会議事堂の装飾を行う。 Vontilliusの作品は、現在デンマーク国内の多くの美術館に収蔵されている。