Poul Henningsen
PH 4/3 Table lamp

Poul Henningsen／ポール・ヘニングセンによるデザイン、Louis Poulsen／ルイス・ポールセン社によって製造された PH4/3テーブルランプです。1927年後半頃に製造されたモデルとされており、1926年の創業初期の頃に特許申請したドイツでの製造の刻印が確認できます。支柱は銅製、シェードはコッパーとフロストガラスの組み合わせで、オリジナルコンディションとなります。配線などの消耗部品は新しいものに交換しております。

Louis Poulsen 1927
Bronze top shade, Frosted glass shades with Bronze base
ø-40, h-66cm
ご売約となりました。ありがとうございました。

Poul Henningsen／ポール・ヘニングセン　1894-1967
コペンハーゲン生まれ。母親はデンマークの女優、作家、社会活動家のAgnes Kathinka Malling Henningsen／アグネス・へニングセン。1914~17年、コペンハーゲンのテクニカル・カレッジで学ぶ。1919年、建築家で、後にフィンユールの教師となる、Kay Fisker／カイ・フィスカーと契約を結び、1920年以降は建築家、及び、デザイナーとしてフリーランスで活動し、暖かく柔らかな光の開発に勤しむ。1925年、パリで開催された国際現代装飾工芸展にて「PH-lamp」を初出展。シェードによる反射を利用し、眩しさのない均一で柔らかな光を放つ照明として発表する。以降、「PH-lamp」はデンマークの照明メーカー、Louis Poulsen／ルイス・ポールセン社によって製造される。ヘニングセンは照明器具に留まらず、グランドピアノや鋼鉄を用いた家具類なども手がけ、作曲家として楽曲も発表。ヘニングセンの手がけた照明作品は、今日も最高峰の照明器具として、現代生活に溶け込んでいます。