Danish cabinetmaker
Cupboard cabinet with tambour door

デンマークの家具工房で作られたチーク材の小振りなサイドボードです。1950年代頃の作品と思われ、デザイナー及び工房は判っておりませんが、1940年代頃の家具職人工房に見られる高度な技術が各部に見受けられます。箱の留め組に桟を渡す技法を用いていたり、抽斗の面板には無垢材を用いて隣どうしの木目を連続させ、扉の敷居にも無垢材を使うなど、贅沢な素材使いで細部まで丁寧に作られており、コンディションは良好です。チーク材の経年感を残しつつ、蜜蝋ワックスにて仕上げております。抽斗の内部、天然木のアッシュ材と思われる底板に古い輪染みが見られますが、オリジナルコンディションを尊重し、底板の交換等は行っておりません。

Danish cabinetmaker 1950’s
Teak
w-160, d-46, h-88cm
ご売約となりました。ありがとうございました。