Luca Scandinavia | 北欧ヴィンテージ・工芸・アート
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Jais Nielsen
Unique bowl 1946

デンマークの芸術家、Jais Nielsen/ヤイス・ニールセンによる陶芸作品です。ロイヤルコペンハーゲンにて1940年代にシリーズ化されたもので、氏の絵付けによって一点一点描かれたユニーク作品です。シャモットクレイ(耐火性の陶土を高温で一度焼いたのち細かく粉砕し粉状にした陶土)で成形されたもので、半陶半磁のような独自の質感が特長です。見込みには、仲睦まじき男女と、宙を舞う天使が描かれています。

Royal Copenhagen
Unique bowl in chamotte-clay with hand painted
ø-28, h-8cm
signed: JAIS 16-4-46 (kgp)
ご売約となりました。ありがとうございました。

SOLD

Jais Nielsen/ヤイス・ニールセン 1885-1961
コペンハーゲンに生まれる。クリスチャン・サートマンやヨハン・ロードより教育を受けるも、修学旅行先で出会った前衛芸術に衝撃を覚え、アカデミックスタイルを放棄する。1909年にベルリンを訪問。1911年から3年間ほどパリに在住し、ポスト印象派やキュビズムなどの新しい芸術の流れの中に身を置く。1920年にイタリアを訪問し、ルネサンス芸術に興味を持つようになる。当時デンマークでも頭角を現していた芸術家のOlaf RudeやEdvard Weieなどのアーティストと共に、デンマークのアートシーンにおける前衛的な表現を行ったひとりとして知られるようになる。1921年から7年間はロイヤルコペンハーゲン製陶所に彫刻家として在籍する。「善きサマリア人」や「天使とヤコブの力くらべ」など、旧約聖書や新約聖書を現した陶芸彫刻作品は称賛され、やがて同製陶所からは多くの種類の作品が量産される。その陶芸作品群は、それまでの絵画作品の存在が見えにくくなるほどの人気を博したと云われています。