Luca Scandinavia | 北欧ヴィンテージ・工芸・アート
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Hans J. Wegner
PP250 Valet chair

家具職人のハンス・ウェグナー、建築学教授のスティーン・アイラー・ラスムセン、デザイナーのボー・ボイエセンの三人により1942年に考案された名作椅子”ヴァレットチェア”です。笠木はハンガー、座を起こせばパンツが掛けられ、座の下のボックスへは小物も入れられるというユニークなモデルです。寝室や玄関に、あるいはオフィスの隅に映える一脚です。こちらは1982年以降にPPモブラー社によって製作されたもので、現在では廃番となっているマホガニー材が用いられています。コンディションは極めて良好です。

PP Møbler
Mahogany, Wenge, Brass
w-51, d-52, h-96, sh-44.5cm
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Hans J. Wegner/ハンス・ウェグナー 1914-2007
デンマークのトゥナーに生まれる。父親は靴職人。17歳で家具職人の資格を取得。木材について専門的に研究を行う。1936年から2年間、工芸スクールに在籍した後、デザイナーとしての活動を開始。1940年、アルネ・ヤコブセンのもとオーフス市庁舎の建築プロジェクトに参加、カンファレンスチェアや待合のソファなどのデザインを手がけました。また同年、ヨハネス・ハンセン工房に於いて家具製作をスタートさせています。1984年、デンマーク女王よりナイトの称号を授与。1995年、生まれ故郷のトゥナーに”ウェグナー美術館”が開館される。氏は生涯に於いて家具デザイナーとして数々の名作を生み出し、国際的にも高い評価を受けています。