Jacob E. Bang and Elving Runemalm
Glass bowl 1939

デンマークのガラス工芸家、Jacob Eiler Bang／ヤコブ・E・バンと、スウェーデン出身の工芸家 Elving Runemalm／エルヴィング・ルネマルムによるコラボレーション作品です。1939年に作られたものです。透明度の高いガラスにグラスリッツェンで草花紋様が施されています。コンディションは良好です。

Holmegaard 1939
Glass
signed: H.G. 182. Jacob Bang. Runemalm 1939.
ø-22, h-16cm
ご売約となりました。ありがとうございました。

Elving Runemalm／エルヴィング・ルネマルム 1910-1985
Jacob Eiler Bang／ヤコブ・E・バン 1899-1965

スウェーデン出身のガラス彫刻家。1930年代に起きた大恐慌の際、スウェーデンのガラス職人とその家族の多くがデンマークへ移住します。ガラス彫刻家としてスウェーデンのオレフォス工房で活動していたエルヴィング・ルネマルムも同様にデンマークへ移住します。デンマークのガラス工房ホルメゴーで芸術監督を担っていたヤコブ・E・バンの発案で、エルヴィングは1934年に彫刻工房を構えます。スウェーデンと異なり、デンマークはガラス芸術の歴史が浅く、デンマーク人の職人たちにとってもスウェーデンの技術や知識を必要としていました。ヤコブとエルヴィングは協働し、ガラスの器に線描きの装飾を添えた独自のスタイルを開発し、多くの作品群を生み出しました。