Attributed to Kay Simmelhag & Otto Faerge
Stone mosaic table

デンマークの画家、Kay Simmelhag／カイ・シムヘイによる石材タイルモザイク画と、Otto Faerge／オットー・ファージによるオークテーブルとのコラボレーション作品と思われるコーヒーテーブルです。双方ともに確証は得ておりませんが、作行きからそのように思われます。また、モルタル部分に「Finn West」というサインが見られますが、こちらについては不明です。タイルは大理石などの天然石をカットしモザイク状に鳥の図絵を表現したもので、雁のような2羽の鳥が空中から降下する様子が描かれています。脚はオーク材を挽いたもので、褐色にステインされているようです。天板の周囲、縁の部分に補修が見られます。

cabinetmaker Otto Faerge 1930〜1940's
Stone mosaic, Oak
ø-67, h-55.5cm
price: ¥880,000- 税込

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Kay Simmelhag／カイ・シムヘイ　1899–1988
デンマーク生まれ。1920年の初頭、20歳を過ぎた頃の数年間を南仏で過ごし、自信が手がけた作品を国外の展示会へ出展するようになります。油彩を始め、木版画、挿絵画、モザイクワークなどを手がけますが、それぞれの表現からはその共通点が見出せないほど、媒体ごとに作風が異なります。挿絵やイラストレーションは仄々とした雰囲気で可愛らしく、一方で、版画作品は日本の浮世絵を思わせる作風で、森や小川などのランドスケープを描き写し、油彩では静物画を荒々しく表現します。近年、デンマークの家具工芸の巨匠、Peder Moos／ペダー・ムースのフレームに、モザイクワークをテーブルトップに施したコラボレーション作品が英国のオークションに出品され、高値を呼びました。カイ・シムヘイの作品は、Skovgaard Museetによってコレクションされています。