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フィン・ユールの初期工房で知られるNiels Vodder／ニールス・ヴォッダーによるコーヒーテーブルです。1960年代頃に作られたものでしょう。天板は特徴的な薄造りでブラジリアンローズウッドの突板仕様、脚は上部から床へ向かって、四角から丸へとローズウッド無垢材が削り出されています。背面にはメーカーの刻印が確認できます。表面の塗膜が劣化していたためラッカーで仕上げ直しました。シンプルで佇まいの美しいテーブルです。
Niels Vodder 1960's
Brazilian rosewood
back stamped
ø-94, h-49,5cm
ご売約となりました。ありがとうございました。
Niels Vodder／ニールス・ヴォッダー（家具職人・工房）
1915年、コペンハーゲンにて家具製作を開始。スネーカーマスター (技を極めた最高位の家具職人に与えられる称号) を授与され、独自の彫刻的な技術を活かし家具製作を行いました。フィン・ユールの家具製作を担うパートナーとして知られ、家具を学ばなかったフィン・ユールの芸術的で独特なイメージスケッチはヴォッダ―の匠によって具現化します。また、ヴォッダー自身も家具デザインを手がけ作品を生み出しました。
北欧ヴィンテージ・工芸・アート
