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Folmer Bonnén
Composition with girl and flower

デンマークの画家でジャーナリストを兼業した Folmer Bonnén/フォルマー・ボネンによる油彩作品です。1919年に描かれたもので、花を生けた花瓶の背後に、仄かに笑みを浮かべた女性が佇み、時代感のある唐草紋様が周囲を囲んでいます。キャンバスではなくボードに描かれており、絵の具は比較的平坦です。金箔のフレームはオリジナルのようで、コンディションは良好です。また、背面にも習作が見られます。

Oil on board with original frame
signed: Folmer Bonnén 1919
image: w-43.5, h-71.5cm
frame: w-65.5, h-93cm
price: ¥350,000- 税込

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Folmer Bonnén/フォルマー・ボネン 1885-1960
デンマークの画家、ジャーナリスト。1909年に結成された若きアーティストで形成される芸術グループ ”De Tretten”の創設メンバーのひとり。1909年、ボネンの描いた大きな作品 ”Ungdom i aftensol” が議論を巻き起こし美術界からの批判を受ける。しかし芸術家で美術講師のクリスチャン・サートマンは、その鮮やかな色彩と大胆な表現を評価。ボネンに奨学金を準備し、教育の機会を与える。ボネンはノルウェー、フランス、ロシア、スペイン、ポルトガル、ポーランド、オーストリアなど様々な国を旅し芸術を学ぶ。ボネンは様々な芸術的要素に関心を持ち、独自で新たな技術を研究。セメントにカゼイン塗料を混ぜ、Dansk Fresko(デンマークのフレスコ画)と称される、それまで無かった新技術を開発した。独自の色彩感覚と表現を行い、他に類を見ない作品を発表する。ボネンはまた音楽の分野でも活躍。テノール歌手として歌い、子供たちのためにドイツの詩人、ハインリヒ・ハイネを翻訳する。 1924年の夏季オリンピックのアートコンペティションに参加する。1940年、ナチスドイツの圧力が高まる中、身を守る手段としてか DNSAPに参加。1942年以降はナチス侵攻の影響下により「国民文化」に貢献する動きを見せるために控えめな絵画表現に徹し、ナチスの新聞 Fædrelandet のジャーナリストを兼業とする。戦後は中立国のスウェーデンへ移住。
Reference: danmarkshistorien.dk