Arne Wahl Iversen
"model 67" Secretary standing desk in Rosewood

デンマークの家具デザイナー、Arne Wahl Iversen／アルネ・ウォール・イヴァーセンによるセクレタリースタンディングデスクです。1960年代に作られたものでしょう。本来は店舗や催し会場などで来客の受付を行うものです。お部屋では、ビューローも兼ねているので立ったままでのパソコン作業と座っての作業のふた通りの使い方が可能です。立ったままでの事務作業の際の天板の高さは床から112cm(手前)、着席でのデスクの高さは同じく床から72.5cmとなります。本体は良質なローズウッド材を用いており、丁寧に作られています。コンディションにつきまして、鍵穴が若干磨り減っていますが、機能に問題はありません。とても綺麗な状態です。

Vinde Mobelfabrik 1960's
Rosewood
w-82, d-51 (80), h-120(112.5 72.5)cm
price: ¥650,000-税込

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Arne Wahl Iversen／アルネ・ウォール・イヴァーセン　1927-2016
デンマーク、ニューボー生まれ。父親は家具店を営む。家具職人の見習い工として働き、オーデンセのテクニカルスクールでデザインを学び、1949年から美術アカデミーに通い、コーア・クリントより教育を受ける。25歳の若さで故郷ニューボーに工房を構え、高品質の技術とエレガントなデザイン、機能的な要素を併せ持つ家具を作成する。1957年、スウェーデンのIKEAの創設者、イングヴァル・カンプラードとの協働を開始し、家具デザインの供給を始めるも短期間でこの協働は終了し、デンマークの家具工房、Komfort社やVinde Møbelfabrik社などとの協働を開始する。 1968年にジュネーブで開催された家具見本市に、寝室用のチェスト「No.92」を出展し、会場に来ていたモナコ公国の王子とその妻グレース・ケリーより注文を受ける。販路は徐々に拡大し、1960年代の終わり頃からヨーロッパ主要国やアメリカへ市場が拡大する。