Orla Mølgaard Nielsen
Dining suite in Cuban mahogany

デンマークを代表するデザイナーでキャビネットメーカーの、Jacob Kjær／ヤコブ・ケアによるダイニングセットです。デザインは Orla Mølgaard Nielsen／オーラ・ミュルゴー・ニールセンによるものです。1933年にコペンハーゲンで開催された "The Copenhagen Cabinetmaker's Guild Exhibition" にて出品されたモデルで、幻のマホガニーと称されるキューバンマホガニー材が用いられており、クラシックな趣のセットで、重厚な作りでありながら重さを感じさせません。天板は面積を拡張できるようエクステンション機能が備わります。椅子のシートは当時のオリジナルのようで、ヘタリなどは感じられません。コンディションにつきまして、大きなダメージはありませんが、主天板が僅かに反っています。また、幕板に呼び継ぎ補修がみられます。テーブルと椅子6脚との計7点セットです。

cabinetmaker jacob Kjær 1933
Cuban mahogany, Original leather seat
table: w-124(186~248), d-90, h-74.5cm
chair: w-50.5, d-54, h-85, sh-45cm
set price: ¥1,700,000- 税込・7点セット

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Orla Mølgaard Nielsen／オーラ・ミュルゴー・ニールセン　1907–1993

Jacob Kjær／ヤコブ・ケア　1896-1957
家具職人だった父親の工房で修行し、ベルリンやパリなどへ渡り古典家具様式の研究を行いながら家具職人としての修行を積みます。1929年に開催されたバルセロナ万国博覧会に作品を出展。古典的でありながらシンプルさと優雅さを特徴とするヤコブのデザインは最高の素材が用いられ、当時としては珍しく自身がデザインした家具を自分の手で作り上げました。 古典的な英国スタイルにインスピレーションを得て、ヤコブの清潔で優雅なデザインは現代的な解釈として静かに人気を博しました。 彼の最も注目すべき作品のひとつにニューヨークの国連ビルで使用するために設計されたFNチェアがあります。