Evgenij Klenø
Still life with porcelain vase

デンマークの芸術家、Evgenij Klenø／エヴゲニー・クレノによる油彩作品です。卓上に置かれた磁器の花瓶などの静物が独自の筆致で描かれており、クレノによる特有の世界観が表現されています。こちらは1988年に描かれた作品で、近年、ファミリーによるコレクションより売り立てられたものとされています。フレームはパイン材を用いて新たに作成しました。

Oil on canvas with new frame
signed: KLENØ
image: w-50.5, h-48.5cm
frame: w-51.5, h-49.5cm
ご売約となりました。ありがとうございました。

Evgenij Klenø／エヴゲニー・クレノ　1921-2005
デンマークの色彩画家。父はデンマーク人で薬剤師、母はロシア人でプーシキンの知事を務めた経歴を持つ両親のもとでデンマークに生まれ、Bizzie Høyersアートスクールで芸術を学ぶ。やがてスウェーデンへ移住し、ユダヤ系スウェーデン人でモダニズム絵画の中心的芸術家のIsaac Grünewald／アイザック・グリューネヴァルトのもとで芸術を学び、帰国後、1947年開催の「アーティスト・秋の展覧会」でデビュー。芸術家のリチャード・モーテンセンや、ロバート・ヤコブセンらと共に、パリの Galerie Denise René 率いるアーティストグループにも参加。生涯を通じ、風景、肖像、裸婦などをモチーフに、色彩鮮やかに描く。