Hans J. Wegner
AT33 Sewing Table

デンマークを代表する家具デザイナーの Hans J. Wegner／ハンス・ウェグナーによるソーイングテーブルです。デンマークの女性は、クロスステッチやニードルポイント、編み物などの手芸に勤しむ国民性だったようで、このような手芸用の家具を数多く見かけます。こちらのテーブルはチーク材で作られており、天板には無垢材が用いられています。向かって左の拡張リーフ部分に僅かな輪染みが見られますが、糸巻き立ての破損もなく、とても綺麗な状態です。

Andreas Tuck 1959
Solid teak
w-67 (92.5~118), d-59, h-60cm
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Hans J. Wegner／ハンス・ウェグナー　1914-2007
デンマークのトゥナーに生まれる。父親は靴職人。17歳で家具職人の資格を取得。木材について専門的に研究を行う。1936年から2年間、工芸スクールに在籍した後、デザイナーとしての活動を開始。1940年、アルネ・ヤコブセンのもとオーフス市庁舎の建築プロジェクトに参加、カンファレンスチェアや待合のソファなどのデザインを手がけました。また同年、ヨハネス・ハンセン工房に於いて家具製作をスタートさせています。1984年、デンマーク女王よりナイトの称号を授与。1995年、生まれ故郷のトゥナーに”ウェグナー美術館”が開館される。氏は生涯に於いて家具デザイナーとして数々の名作を生み出し、国際的にも高い評価を受けています。