Luca Scandinavia | 北欧ヴィンテージ・工芸・アート
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Georg Jensen
Kaffekande 80A Hammered sterling silver coffee 4ps set with Ebony handles

デンマークのシルバースミス、Georg Jensen/ジョージ・ジェンセンによって作られたスターリングシルバーのコーヒーセットです。鍛造成形されたことによる波文様がシルバーの表面を心地よく覆っています。ハンドルにはエボニー(黒檀材)が用いられています。こちらはコーヒーポット、クリーマー、シュガーボウル、ボウルの4点セットでの販売となります。製作された年代はそれぞれ異なりますので、スペック欄にてご確認ください。目立つような凹みはありませんが、両手付きの「ボウル」のみ、器の歪みが若干生じています。ポットやクリーマー、シュガーボウルには目立った凹みなどのダメージもなく綺麗な状態です。専門の職人により磨きをかけました。現在、Georg Jensen ではコーヒーポットのみが生産されて続けています。

Georg Jensen
Hammered sterling silver with ebony handles
coffee pot: after 1945, w-19, d-13.5, h-16.5cm
sugar: after 1945, ø-8.5, h-8cm
creamer: after 1945, w-11, d-6.5, h-6.5cm
bowl: 1933~1944, w-12, d-8, h-5cm
total weight: 862g
ご売約となりました。ありがとうございました。

SOLD

Georg Jensen/ジョージ・ジェンセン 1866–1935
デンマーク生まれ。父親はナイフの研ぎ師。 14歳の頃に金細工の訓練を開始。 ジェンセンは幼少期から彫刻家になることを切望しており、王立美術アカデミーでは彫刻家としての訓練を積む。1892年に卒業後、自身の作品を展示し始めたところ、粘土を用いた彫刻は好評だったものの、美術家として生計を立てることは困難であると判断し、応用芸術に転向。 製陶所のBing&Grøndahlのモデラーとして就任する。1901年、製陶所を退職し、銀細工師でマスターのMogens Ballinと共にデザイナーとして協働する。1904年、自身の小資本をつぎ込み、コペンハーゲンの一等地であるブレゲードに小さな銀細工所をオープン。金属細工の訓練を受けながら美術教育も受けていたジェンセンは、職人の伝統と芸術を組み合わせることで、アールヌーボー期に相応しい美しさと高品質を併せ持つ作品を生み出し、人々を魅了。 1920年代の終わりには、国際的な評価を得て、ベルリン、ロンドン、およびニューヨークにも支店を持つ。キッチンウエアやインテリアデコレーション、そしてジュエリーなど、様々な分野に於いて成功を収め、また、高名な工芸家を招き入れ、その時代に即した製品作りにも取り組むジョージ・ジェンセンは今日も世界中の人々に愛されています。