北欧家具・雑貨 Luca Scandinavia

Finn Juhl Exhibition / フィン・ユールの椅子展 終了しました。

「フィン・ユールの椅子展」は盛況のうちに無事終了しました。
幸いにもほとんどの日程で好天に恵まれ、多くのお客様にご来店頂きました事を厚くお礼申し上げます。
また、この度の企画展にご協力頂きました方々へ、色々とお力添えを頂きまして心より感謝申し上げます。

商品の在庫状況などに関しましては、メール、或はお電話にてお問い合わせ下さい。
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Finn Juhl Exhibition / フィン・ユールの椅子展 開催のお知らせ

20世紀中頃の北欧デンマークにて、突如として大きなうねりをあげて起こったデザインムーブメントのパイオニア、家具デザイン界の巨匠、フィン・ユールによる椅子作品の展示販売を現在開催致します。
ニルス・ヴォッダーによる名作椅子をはじめ、ボヴィルケ、カール・ブロラップ、ソーレン・ヴィラッドセン、ニルス・ロス・アナセンなど、名工によって造られた作品が揃いました。
近年、海外のオークション等で高値を呼んでいる黄金期作品を一同に展示出来る好機に恵まれましたので、この機会にお楽しみ頂けたら幸いです。
皆様のお越しを心よりお待ち申し上げております。


日程 2014年4月 24日(木) 〜 5月 6日(火)  会期中無休
時間 12時 〜 19時
於  ルカスカンジナビア 銀座店舗

ご質問等ございましたらこちらよりお問い合わせ下さい。-お問い合わせフォーム-
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フィン・ユール 経歴

1912年1月30日、コペンハーゲン近郊フレデリックスベアの織物卸売業者の家に生まれる。母は氏を出産した3日後に亡くなり、2歳年上の兄エリックと父のもとで育つ。

15~16歳頃から美術史を学びたいと考え、毎週国立美術館へ通うようになる。しかし収入にならない仕事は父に歓迎されず、18歳の時に王立芸術アカデミーで建築家となるべく教育を受ける事で歩み寄る。

1930年に幸運にも建築家ヴィルヘルム・ラウリッツェンの設計事務所で夏季アルバイトの仕事を得る。1934年、同設計事務所へ入る機会を得て、その後11年間在籍し、ヴィルヘルム・ラウリッツェンのもっとも近しい協力者としてコペンハーゲン空港やラジオハウス(デンマーク国立放送局の建物)などの大規模な仕事に携わる。

21歳のとき、親元を離れ自分のアパートへ転居するにあたり最初の家具をデザインしている。その後、氏は建築家としての教育を受けたにもかかわらず、家具やインテリアデザイナーとして有名になっていく。

1937年、キャビネットメーカーのニルス・ヴォッダーのサポートによって、家具職人ギルド秋季展示会に初出品。
これらの家具は当時としてはあまりにもユニークなフォルムかつオリジナリティ、そして家具工芸としてのセオリーを満たしておらず痛烈な批判を浴びたが、コンペティションで16の賞を獲得する。
その後20年あまり、ヴォッダーとの緊密なコラボレーションは続いた。
氏の家具に見られる曲線やフォームはヴォッダーの傑出した職人技によって造り出された。
しばしば氏は木の魅力を最大限に引き出す事ができたが、自身によればそれは家具職人としての教育を受けていないため「知識に制限されることがなかった」からだと言っている。
1937年から65年まで家具職人ギルド展示会に出品したうちの22回はニルス・ヴォッダーと、そして2回はポントピダンとパートナーシップを組んだ。

1942年にオードロップの雑木林に自邸が建設されたが、氏はその他にはごく少数の建物しか設計していない。

1945年、ニューハウンに自らのデザイン事務所を設立。そこで最初に家具業界と仕事を始めた。中でも特に大量生産の家具のデザインに携り、ボヴィルケ社、アメリカのベーカー・ファニチャー社やフランス&サン社と提携した。

1950年、38歳でニューヨークの国連本部信託統治理事会会議場の建物の設計を任された。この仕事はアメリカにおける氏の躍進を明示させる事となった。

それに続く数年間、SAS航空会社のヨーロッパ及びアジアにおける世界33箇所の営業所を設計、ジョージ・イェンセン社のイギリス、カナダ、主にアメリカ、における店舗や展示会向けのデザイナーとして頻繁に仕事の依頼を受けた。

1960年代、家具のデザインや素材が大きな変化を遂げ、氏のデザインした家具の多くは商品化に至らなかった。依頼される仕事は次第に減り、デザイン事務所が自宅内に移されるまでになった。

1982年、70歳の誕生日を向かえるに当り、デンマーク工芸博物館(現デザインミュージアム)から自作家具の大々的な回顧展を開催するよう依頼を受けた。
回顧展は成功し、この時すでに、今かつてないほど高まっている彼に対する再認識と評判の始まりを目の当たりにする事ができたのである。

1989年、5月17日にオードロップゴーにて永眠。(享年77)

Reference: ORDRUPGAARD MUSEUM  ”フィン・ユール邸” 日本誤訳版より一部抜粋
フィン・ユールの世界 織田憲嗣著より一部抜粋